本場オペラ 大牟田でも
本場オペラ 大牟田でも
スロバキア国立「トスカ」
スロバキア国立オペラの公演「トスカ」が7月8日に久留米市、同10日に大牟田市で開かれる。
大牟田公演は、昨年の久留米公演で初めてオペラに触れた大牟田市出身の堤信人さんが
1人で誘致に奔走し、実現。
「オペラを知らない人にこそ、見て欲しい」と呼びかけている。
スロバキア国立オペラは北海道小樽市の美術館長、長谷川洋行さんが14年前から毎年、
「本場のオペラは庶民が楽しむ演芸」と、
興行会社を通さずに低料金の公演を続け、
その姿勢に共感した人が実行委員会を作って誘致する動きが広がっている。
大牟田公演を誘致した堤さんは昨年7月の久留米公演は何の予備知識もないまま鑑賞し、
「歌と踊りで繰り広げられる、人間ドラマに圧倒された」。
「大牟田の人にも直に触れてもらいたい」と、
公演が決まってからは、仕事の合間を縫ってチラシの配布や講演依頼等準備に駆け回る日々。
堤さんは
「オペラに詳しくなくても、
本物の凄さをわかる。
(公演を)仕事や生活の活力にしてほしい」
と話す。
ー2012年6月25日 読売新聞 朝刊より一部抜粋ー
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